中学生が理科の自由レポートを書くとのことで、6人連れて茨城県のミュージアムパーク自然博物館に行ってきました!
田んぼ道を通って行くこと、数十分。
こんなところに、こんな見応えある施設があるなんて知らなかった!
ココまでの交通量も少なく、ママだけで運転は不安、という人も安心していける道のり。
入場料が、子どもはかなり安ーい!(未就学児無料、小中学生100円(企画展時 140円)!!)ということもあり、家族連れで賑わっていましたよ~。
(大人は通常530円、企画展時 740円)
館内に入らなければ、大人一人210円ぽっちの格安で、ひろーい広場や水遊びができる場所でもあり、1日潰せます。
そんなミュージアムパーク茨城県自然博物館の館内をレビューしますね!
Contents
ミュージアムパーク茨城県自然博物館、割引はある?
もともと安い入場料ですが、館内見学は大人は結構かかりますよね。
パパママで行けば、740円×2で1480円。決して激安なわけではありません。
ピクニックや水遊び、自然観察などの野外だけなら、大人は210円、小中学生は50円。
ただ、一つ割引方法が。

例えば、私は企画展時に2回行く予定がすでにあったので、最初から年間パスポートを購入したのですが、
「年間パスポート1540円からの子育て支援200円引きで1340円」
で購入できました!2回行けば1回が670円。
こうなると、普通のチケット(740円)より1回分が安いことになります♪
それよりも、月に約1回ある無料入館日や、小中学生無料入館日をチェックして行けば、もっとお得ですね。
ミュージアムパーク茨城県自然博物館にはどんな展示があるの?
大きく分けると
進化する宇宙
地球の生い立ち
自然のしくみ
生命のしくみ
人間と環境
と分かれています。さーっと通り過ぎて見るだけでも、約1時間半。じっくり見ると、2時間では足りません。
展示方法は
模型展示・剥製展示
テレビや音声などの説明展示
実際に触ったり見たりする体験型展示
実物展示
など、小さい子から大人まで楽しめる内容になっています。
ミュージアムパーク茨城県自然博物館は何歳向き?
赤ちゃん向けの展示物はほとんどない
ちょっと本音を漏らすと・・・

階段があちこちにあるのもあるけれど、狭い展示通路は塞がってしまう、ベビーカーがすれ違えない、お土産やさんには入れない、などなどなど・・・
特に込み合う土日や長期休みの日は要注意です!
抱っこの方が断然身動き取りやすいです。
所々に休憩所もあるので、休んで行けます。
ナーシングルームもあるので赤ちゃん連れでも安心な場所ではあるけれど、いかんせん土日はベビーカーには向きません。
でも、平日の空いている時なら、ベビーカーでもねらい目!
ただ、展示内容は全く赤ちゃん向けではないので、赤ちゃんの為だけのお出かけの場合は館内ではなく、自然を感じる野外施設がオススメ。
本来なら、小学校の中学年から中学生くらいの子どもたちが本格的に学びに来れるような、そんな充実した情報が詰まっている施設なんだと思うのですよ。
大人と子どもで見たいものがすれ違う・・・(泣)
我が家の3歳5歳は、なんとなく宇宙に興味があったりしたのですが、25億年前の岩や化石などの展示物はスルー。
もちろん、そんな岩に対しての理解も難しく(当たり前か)、
目に見える珍しいものに興奮して歩き回るという感じでした。
精密に動く恐竜(2体だけど迫力あり!)や、無数の動物の剥製、水の生き物などの展示も多いので小さい子にも見応えはありますが、いかんせん広い!
途中で疲れてだっこになることもありそうです。
大人がじっくり見たい!という展示は、子どもは駆け抜けてしまうので、泣く泣く子どもに合わせることになるかも...
子どもには、、12万5000年前の貝化石を掘り出せるイベントや、3年生以上が参加できる化石クリーニングもオススメ。
小中学生の自由研究やレポートにぴったり!
ミュージアムパークは、なんといっても小学生や中学生の理科自由研究にぴったり。
まあ本来の対象年齢といった感じ。
展示を見て、理解しながら学ぶというスタイルなので、かなりオススメです。
詳しく聞きたい場合にはツアーもあるようなので、問い合わせてみてくださいね。
ミュージアムパーク茨城県自然博物館の館内をレビュー
では早速館内の様子を見ていきましょー!
入り口です。ここチケットを購入します。
混んでいると、外まで並んでいます。
雨の日は傘を持って館内に入れないので注意です。
入ってすぐにマンモスの展示がお出迎え~。
入り口付近は広いフロアが広がっています。
下から恐竜の骨格がこんにちはしてる!
では、ここを左に曲がって最初のテーマ「宇宙」に行ってみましょー!
太陽系の星が浮かぶ通路を通ると、宇宙の展示。
隕石や星空の動き、人工衛星など様々な展示があります。
次に進んだテーマは「地球の生い立ち。」
岩、クリスタルがズラリと展示されています。
花崗岩の断面を覗いてみたり、こういった体験型の展示がたくさんあるのも魅力です。
化石や、地層、何億年もの間押し固められた岩など見ることができます。
動く恐竜がいるとは聞いていたけれど、こんな細かい動きをするとリアルに怖い!!
スマホを向ける大人でごった返している!
ベビーカーが詰まっている!!
なんといっても、ティラノサウルスに毛が生えている・・・ちょっとした発見で、今までの常識が覆るのが恐竜の世界。いやー、奥深い。
リアルいうごく恐竜が怖かったのか、息子たちは早々に退散し他の化石の展示へ。
そこを抜けると、テーマ「自然のしくみ」展示。
生態系にスポットを当てて、土壌や森林、川・湖・沼の生き物について沢山の生き物や剥製の展示があります。
小さい子に人気の、自分が小さくなったような気分になれる展示がこちら。
とくに「土の中」は、多くの生き物が住んでいて別の世界のようでしたよ~。
森の中の生き物は、実際の森林のようになっていて、動物がどこにいるのか探しながら楽しめます。
恐る恐る触るこどもたち 笑
足跡探索や、虫の鳴き声が効けるボタンなど、体験型学習がいっぱい。
小さい子は生態系のコーナーで思いっきり楽しめます!
こういうのがたくさんあって、子どもも自分で試して学べるのが楽しいらしく、本当に良いところだナ~。
ちょっと奥の方にあるので探してみてください~。
この「生命」のテーマは、生きている仕組みや細胞、命の繋がりなど・・・ちっとむずかしめ。
ねこ、意外と視野狭い!!笑
まだまだ展示があるのですが、この辺に来ると疲れて来てて・・・
細かくて詳しい展示までエネルギーが回らない・・・だから、リピーターが多いのですね 。(納得)
温暖化に関することを中心に、ホッキョクグマからのメッセージとして展示されたり、VTRを中心に展示があります。小学校の総合学習のまとめ的な感じ(イメージ)
小中学生はこのあたりでぜひ立ち止まってほしいので、生態系エリアでエネルギー使いまくらないように。
これにて終了・・・ではないのですよ!!
ミュージアムパークでは、「企画展」といって期間限定の企画ものが展示されています。
これが、
都内でやったら1500円くらい払うレベル(某昆虫展並み)
の展示なんです!
去年は上野の某昆虫展でひどい目にあったんでね・・・あそこで1時間ほど待たされた挙句に、もみくちゃにされて見えない展示物を遠目に眺めながら出てくるくらいなら、茨城の企画展に合わせて見に来た方がいいです(本気)
夏のテーマは「狩」。
多くの「狩り」をする生き物たちのはく製が展示され、その方法や獲物などが細かく説明されています。
土日は人が多く、疲れてたので、平日2回目に朝一で行ったときに企画展から入ったんでガラガラ!!ヤッホー!
文句のつけようがありません。
もちろん、この後外の広ーい芝生でお弁当を食べても良し。
水の広場で遊びまくるもよし。
何でもできちゃう茨城の自然博物館ミュージアムパーク、子連れに超おすすめです。
(個人的には、小学校の若い先生方にプライベートで来て欲しい!子どもたちに小話をするネタが豊富です。)