初夏から秋は、特に蚊やダニが多くいる季節ですね。
虫に刺されて手が腫れてしまったり、ダニに食われて皮膚科を訪れる親子にも出くわします。
大切な赤ちゃんが虫に食われて痛痒そうにしていたら、とてもかわいそうですよね。
でも、市販のダニ取り剤や、蚊よけのディートは赤ちゃんに使えないものも。
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ここで、アロマオイルを利用した虫よけはいかがでしょうか。
植物は自ら動けないので、虫が近づかないような成分を葉や茎、花の中に生み出して進化してきました。それらの成分を抽出したものが「精油」です。
フランスやイギリスでは、昔から精油を植物の恵みとして主に医療に利用してきました。
日本では「香りを楽しむ」といった雑貨感覚がまだ強いですが、徐々に植物のもつ成分に注目して、体に安心な使い方が広がってきています。
アメリカやヨーロッパの医療機関では、昔から利用されているものなんです。

虫よけは特に、植物の得意分野。自らを守るために生み出す成分の虫よけ効果は絶大です。
生後半年以下の赤ちゃんには、特に使ってあげたいアロマの虫よけ。
赤ちゃんに安心な虫よけスプレーの手作りレシピを紹介します。
Contents
お外にお散歩に行くときは蚊よけ必須!アロマ虫よけスプレー
パパッと使えて、時間と共に香りや成分が消えてしまえば安心ですよね。
香りもさっぱりしていて、暑い時にはぴったりです。
外出用の虫よけに使いたいおススメの精油(蚊よけ)
蚊が嫌いなアロマ
シトロネラ
レモングラス
ユーカリ
ローズマリー
ゼラニウム
ラベンダー
もちろん、全部必要というわけではなく「好きな香りで」、がポイントです。
中でも「シトロネラ」は効果が抜群な代わりに、ペット(特に猫)に対しての毒性が強いため注意が必要です。
さっぱりしたハーブが好きな方にオススメは、
シトロネラ、レモングラス、ローズマリー、ユーカリなどのハーブ。
甘みのあるフローラル系が好きな人は、
ラベンダー、ゼラニウム
がおススメ。
もちろん両方をミックスしても、程よい清涼感とフローラルに包まれた心地よい香りになります。
ポイント
暑い夏の対策に清涼感を増すためにペパーミントを混ぜるのもおすすめですが、メントールの清涼効果が大きいので混ぜるなら1滴で十分ですよ。
蚊よけの虫よけスプレー作り方とレシピ
私はスッキリした香りが好きなので、今回ユーカリ・レモングラス・ローズマリーをチョイス。
蚊よけ虫よけスプレーの材料
用意するもの
ガラス漏斗
メモリ付きスポイト
遮光瓶スプレー
精油
無水エタノール(5ml)
精製水または水道水(30ml)
アロマ虫よけスプレーの作り方
1 無水エタノールを遮光瓶に入れます。この時、漏斗を差しておくとスムーズです。
2 精油をそれぞれ2滴ずつ入れます。(トータルで5,6滴になるように)
3 エタノールと精油をよく混ぜます。(精油はアルコールと良く混ざるので、水を入れる前に混ぜましょう)
4 精製水または水道水を混ぜて良く振ります。
お肌が弱かったり、肌荒れしていると無水エタノールは刺激が強く痛がる場合もあります。
エタノールなしでも問題ないので、心配な方は無水エタノールなしで作ってみてください♪
その際の保存は2週間以内で使い切りましょう!
お布団・カーペットなどのダニ除けアロマスプレー作り方
市販の「除菌」アイテムは体に悪影響を及ぼしかねないという研究結果もありますよね・・・
[/st-mybox]ダニを捕まえるダニ取りシートも、結局は誘因効果のある成分でダニを寄せ付けていることに。
ここでは、ダニを寄せ付けないアロマスプレーの作り方を紹介します。
ダニが嫌がるアロマ
ゼラニウム
ラベンダー
ユーカリ
ペパーミント
寝具に使う場合には、リラックス効果もあるラベンダーとゼラニウム。
ペパーミントは覚醒効果があり、刺激もあるので寝具に向きません。
ソファやバスマット、カーペットなどはラベンダーとゼラニウムに加えて、
すっきりした香りで抗菌消臭効果もあるペパーミント、ユーカリもブレンドするのが
がオススメです。
特にカビや菌の繁殖の心配もあるバスマット、ソファなどはペパーミントとラベンダーで抗菌作用ばっちり!
ダニ避けアロマスプレーの作り方
1 無水エタノールを5ml入れます
2 精油を入れていきます。(全部で5、6滴)
3 精製水または水道水を入れます。
シュシュシュ―っと、良い香りに包まれます。
消臭効果もあって爽やか~!
いかがでしたか?
アロマオイルは、オーガニックの100パーセント精油であれば、海外では食品添加物として認められているものもあります。
今回使ったのがこちらのブランド。↓
【調香師が厳選した精油をフランスから直輸入 精油・アロマPerfumerhouse】
きちんと精油のブランドや質をを選んでいれば、基本的には肌に触れても大丈夫。
でも虫除けは使い慣れるまで服やベビーカーなど、周りにスプレーして肌に着かないようにしましょう。
赤ちゃんがいるご家庭に限らず、自然の力を取り入れて心地よい暮らしを取り入れてみませんか。
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