国連の期間の一つである世界保健機構(WHO)が、
「加工肉には発がん性があるよ」
って認めちゃいました。毎日フランクフルト1本、ベーコン2,3枚を食べると、大腸癌リスクは18%アップなんだそうです。
しかも、「なるべく加工肉は摂らないように」、とまで言っちゃってます。
これは、22人の研究者さんが800件近くの研究結果を分析したものが、権威ある英雑誌に発表されたというから疑う余地はなさそうです。
ほぼほぼ毎日大量に食べているんじゃないかと思われるアメリカ人、ピンチ・・・!!!

赤肉でも発がん性は喫煙やアスベストと同じ最高レベルに位置付けられてしまいました。
でも、WHOは加工肉や赤肉の何がどんなふうに悪いのかははっきり書いていないんですよね・・・いや、もしかしたら英語の論文にはあーでこーでそーなって、、、って書いてあるかもしれませんけども。
だからこそ、ここでは主に加工肉の何が悪いのか、ハッキリわかっていることだけでもとりあえず見ていきましょう~。
Contents
ソーセージの体に悪い添加物 発色剤の亜硝酸ナトリウム
注意ポイント
劇薬指定・致死量2グラム、亜硝酸ナトリウム。
国連の研究機関であるIARCが、「肉製品への加工添加物として使用すると発がん性がある」と認めている成分です。
実は、亜硝酸ナトリウム自体が発がん性があるというわけではありません。
お肉を加工するにあたって、その過程で亜硝酸ナトリウムと反応して発生するニトロソアミンという物質に、発がん性が認められています。
いつも私たちがスーパーで見ているソーセージにはほとんどこの亜硝酸ナトリウムが使われています。シャウエッセンや香燻などですね。
シャウエッセンとか、めっちゃおいしいやつですよね・・・。
この亜硝酸ナトリウムを取ると体にどんな変化が起きるのかと言うと…
注意ポイント
亜硝酸ナトリウムを大量に摂ると、血管拡張・ヘモグロビンの鉄が酸化して酸素と結びつかず、体が酸欠状態となります。
血球の破壊、尿細管の閉鎖などの体調不良が現れます。
乳児は影響が顕著に出ます。
吐き気やチアノーゼなどの急性中毒症状が起きることもあります。
ソーセージだけを大量に食べるということってあまりないとは思いますが、偏食でソーセージだけはよく食べるから食卓に良く出す、というママはちょっと注意してみてください。
我が家の冷蔵庫ではソーセージに表記がありました。
こんな感じで、ほぼソーセージはこの亜硝酸Naが入っています。
お肉の発色剤として使われているので、お肉本来の色味である「無塩せき」のソーセージを選んで食べることが大切です。
(無塩せきは亜硝酸ナトリウムに漬け込んでいないものを差します。)
ソーセージの体に悪い添加物2 リン酸塩
リン酸塩は、お肉とお肉の粘着剤として使用されています。
とくに、原料となる輸入お肉を解凍時に肉汁が出て行かないように添加されます。
バサバサするお肉を、しっかりと美味しくくっつけるための添加物です。
リンの摂りすぎでどんな体にどんな変化が起きるのかと言うと・・・
注意ポイント
歯の病気・腎臓への重い負担・骨粗鬆症など、深刻な状態
となります。
ソーセージを毎日食べるというならば、このリン酸塩は軽く見ることができない添加物です。
亜硝酸ナトリウムに漬け込んでいない「無えんせきソーセージ」でも、このリン酸塩を使用しているものがあります。
しっかり成分表示を確認しましょう。
亜硝酸ナトリウム・リン酸無添加の無塩せきソーセージってあるの?
無塩せきソーセージは増えてきています
日本ハムの「森の薫り」は、無塩せきソーセージとして売り出されています。パッケージもソーセージの赤っぽい色から、グリーンへとチェンジ。
主要ブランドのソーセージだっただけに、あまりスーパーが取り扱わない「無塩せき」へのシフトチェンジには驚きです。
だって、売り上げは必ず落ちますから・・・

売れないような変な場所(一番上の棚)とかに置いてあるからみんな手を伸ばさないんですよ・・・
でも、リン酸塩は使っているんですけどね
んで、絶対無塩せきソーセージが手に入るように加入したのがコープデリとぱあパルシステム。
生協コープデリが扱っているコープブランドのソーセージも無塩せき。
特にブラウンマイスター、皮なしウインナーは重宝します。ただ、シャウエッセンの「パリッ じゅわー」に慣れていると、物足りないかも・・・でも、これが実際のお肉なんですよね~。
リン酸塩も不使用なのはポイントが高い。ただし、アミノ酸調味料を使用しています。惜しい!
無塩せきで、リン酸塩もアミノ酸調味料も不使用のソーセージ!
信州ハムのグリーンマーク
あまり取り扱いのない信州ハム製品。グリーンマークは無添加のソーセージで、とても信用できます。
近くのスーパーに取り扱いがあってすごーくラッキー!
ただし、やっぱりちょっと今までのソーセージに慣れてしまった子どもたちにとっては物足りないみたいです。
グリーンマークはハムやベーコンも出しているので、加工肉を使ったお料理をしたいときに重宝します。
パルシステムのポークソーセージ
<発色剤として使われる亜硝酸ナトリウム、肉質を補うリン酸塩、そして化学調味料。
この3つが入っていない、パルシステムが開発したポークウインナー。
新鮮な肉を使って加工できる環境を整えているので、味や質感をごまかすための添加物はいらないように開発されてきました。
大手肉加工メーカーの常識にとらわれずに、添加物なしで挑んだソーセージ。
開発当初はやはり質感が悪く肉同士がくっつかなかったり、クレームをたくさん受けたりしながら試行錯誤してきた商品です。
添加物を加えてしまえば簡単なものを、
「食べるものは身体を作る」
というパルシステムの信念を曲げずに改善を繰り返してきたウインナーソーセージ。
これ、めっちゃおいしいです!味はシャウエッセンといい勝負!
あらびきソーセージのようなブツブツのしろい脂の塊もなく、上質なお肉を使用していることがわかります。
見た目の色は見慣れたソーセージとは違って白っぽいですが、子供に食べさせるならと考えたらこっちがいいですよね。

添加物や化学調味料について少しでも気を遣おうと思ったら、パルシステムは圧倒的な味方だと思います。
大量生産や利益の追求ではなく、「体のこと」を一番に考える。
これから何十年も生きていく子どもを持つ現代の親として当然なのですが、与えられるままに食べて良い時代ではなくなりましたね。
パルシステムは、「できるだけ添加物や化学調味料を使わない」をモットーにしている宅配生協です。
「食べたものは、身体になっていくから。」
この先の子どもたちの体を作っていくのは、私たち、親の選んだ食材です。
急に宅配食材はちょっと・・・という方は、資料請求だけしてみてはいかがでしょうか。
というわけで、ソーセージ大好きな我が家は生協に頼ることにしました。
生協のソーセージが切れたらたまにスーパーで香薫買ってきますけどね・・・シャウエッセンは高いからね。