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ハマりにハマっている、美肌のために手放せなくなった手作り石鹸。
明るく元気で知識も豊富な女性石けん職人さんの大人気石けん講座に通っています。
今日は、石けん職人さんの了解を得て、その材料レシピと作り方をまとめてみました。
美肌手作り石けんのレシピ~材料と用具、型~
美肌手作り石鹸の材料
紙コップに3つもできる(500g程度)石鹸の分量です。
石鹸の材料
米油 150g抗酸化作用のあるビタミンEたっぷりの美肌オイル。
ココナッツ油 75gセレブ御用達のオイル。泡立ちや洗浄力を良くする。
パーム油 75g固く、溶けにくい石鹸に。泡もちも良くなるオイル。
ヒマシ油 25gエモリエント効果でしっとりした洗い上りに。
苛性ソーダ 42g
精製水 115g

美肌手作り石鹸に必要な用具
すべて100均で揃います♪
必要な用具
耐熱プラスチック容器(筒形がベスト)
プラスチック製ボウル(大き目)
ステンレス製長いスプーン
温度計
泡だて器
電子はかり
小さめのへら
ゴム手袋
ラップ
輪ゴム
マスク
紙コップ
美肌手作り石鹸のレシピ~作り方~
苛性ソーダ水を作る
手袋をはめます。
紙コップに苛性ソーダをはかって入れます。(42g)
紙コップは捨てましょう。

③耐熱容器に入れた精製水の中に、そっと苛性ソーダを入れます。
スプーンで全部溶けるまでよくかき混ぜます。
はじめは濁っていた苛性ソーダ水が、やや透明になるころには発熱して80度くらいまで温度が上がります。

※換気の良い部屋で行う事
倒れないように、慎重になります(汗)
その後、苛性ソーダ水に温度計を入れると80度前後になっているので、水を張ったボウルに容器を入れて冷やします。

オイルを温めておく
美肌に必須の原料でもあるオイルは、寒いと固まります。40から45度になると、溶け切って透き通った黄色になります。
右が固まったままのオイル、左が温めて溶け切ったオイルです。

湯せんで温めます。
オイルと苛性ソーダ水を合わせる
オイルと苛性ソーダ水が40度くらいになったら、合体開始!
空のボウルにオイルを入れて、そこへ苛性ソーダをゆっくりと合わせ入れていきます。
素早く泡だて器でかき混ぜていきます。
15分くらいかき混ぜると、だんだん重たくなってきます。
白っぽくなってきました~。
けん化といって、油にアルカリを加えてグリセリンと高級脂肪酸塩に加水分解する化学反応が起こってきます。
すると、もったりと重たくなってくるんですね~。
シャカシャカとかき混ぜるのも根気がいります。春先の気温だと、30分はかき混ぜていました。
クリームのように、垂らした液体が後がついたらOK!
好きなものを混ぜる
ここで、保湿や洗浄力に優れた美肌効果のある米ぬか、
別の機会には消臭洗浄効果に優れた竹炭を入れました!
しっかり混ぜ合わせて、好きなブレンド石けんを楽しみます♪
他にも、クレイ・日本酒・酒粕などのブレンドで肌トラブル別やお好み別に使っても楽しそう~♡
竹炭パウダーをインして、混ぜているところです。
型に流し込む
ボウルから、型となる紙コップに入れていきます。
小さなへらで、コップの先を切る用に入れると上手く垂れずに入ります。
ラップをして、輪ゴムをかけたら完成です!

この時、少し紙コップがつぶれたまま保温しておくと固まった時に楕円になってしまうので、余裕のある保温バッグに入れておくのがポイントです♪
しっかりと24時間以上、できれば3日間くらいは保温バッグの中に入れておくことで、固い石鹸になります。
型から外して乾燥させる
紙コップの周りをペロっとはがして乾燥させます。
まだちょっと柔らかい場合には、コップの底はそのままで。
触ってもぺたぺたしなくなったら、好きな大きさに切ります。
その後も、苛性ソーダが中性になるには時間がかかります。冬で4週間・夏で6週間ほど乾燥させます。
時間がたてばたつほど固い石鹸になるそうです。

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