高須クリニックの高須医院長が
「紫外線を浴びなければ肌は老けない」
なんていうほどに紫外線は老化の敵ですが、
もう一つの老けの大きな敵は
「石油製品」「合成化学製品」です。
これらを使用することで”活性酵素”を生み出して老けを促進させるのを見落としがちです。
さらに界面活性剤でお肌のバリアを崩し、そこから有効成分と言われるものを入れていくのが市販の化粧品。
というのも、奇跡の50代、顔ダンスでおなじみの加藤ひとみさんの記事を読んだから。
えっ
ほとんどの化粧品は石油製品ですけど・・・?
しかも、各化粧品会社が汗水たらして研究している結果、お肌に良いとされる化粧品を世の中に出しているはずなんですけど・・・
もちろん、研究の成果をぎゅっと詰めてお肌を改善していくものもありますが、
ここでちょっと
「何も合成のものが入っていない方がいいならそうしてみようじゃないか」
ということで、私も手作りアロマ化粧水に変えてみたらこれがアラフォーの肌にすごくいい!
ついでに子どものカサカサにも使えていい!
なんならベビーオイルまで作れちゃった!
ということで、アロマ化粧水とベビーオイルの材料とレシピをご紹介します。
Contents
手作りのアロマ化粧水・ベビー・フェイシャルオイルのレシピ
実はわたし、アロマセラピーの知識が割とあるほうです。
植物の身を守る力、命をつなぐための力が詰まった精油は、すごいパワーを秘めています。
というわけで、植物の恵みをまるごとお肌に届ける化粧水を作ってみます。
これが実はコスパ的にも、健やかなお肌にも、メーカーの化粧品より圧倒的に良いというのはわかっています。
だってメーカーの大人用化粧品を赤ちゃんに使いますか?
超敏感肌の人に使えますか?
使えませんよね。
ということは。
やっぱりなにかしら肌に悪いものが入っているのです。
では、正真正銘のオーガニック化粧水レシピを大公開です。
※ここで超重要注意事項ですが、
雑貨屋さんやLOFTなどで売っているアロマオイルは、「混ざりもの」が入っているために絶対にお肌につけてはいけません!
100%そのものだけの精油をお買い求めください。
私はアメリカのオーガニックアロマテラピーブランド「ヤングリビング」で揃えています。
コスメづくりに使える精油はこちらで↓
[手作りコスメ原料とアルガンオイル]マンデイムーン
敏感・乾燥肌・妊婦さん・子どもにおススメ。基本の手作り化粧水の材料とレシピ
【用意するもの】
◆精製水 100ml
水道水でも可能ですが、他に混ぜるものの劣化がないので精製水が最も安心です。
敏感肌さんや子どもに使う場合は特に精製水がおススメ。
◆無水エタノール(防腐剤として) 5ml
敏感肌だからエタノールを入れたくない、かさかさ肌にしみてしみて痛い、という人は、エタノール使用なしでも作れます。
その際は、少なめに作って早く消費するようにしましょう。
◆好きな精油5~8滴
(オススメはラベンダー、ゼラニウム、マヌカ、フランキンセンス、ローズなど)
◆グリセリン 5ml(乾燥肌の人はお好みで増やしても)
50mlボトルの販売もあるので、手作り化粧水初心者の方は小さいサイズでもいいかもしれません。もしくは、グリセリンなしでさっぱりとした使い心地の化粧水を作ることもできます。
◆容器類
遮光瓶スプレー
少なめに作るのが、手作り化粧水のポイント。
エタノール入りなら、多少大きめでも大丈夫です。
◆軽量スプーン
しっかり測るのがポイント。慣れれば自分の好きな分量で大丈夫ですが、手作り初心者は必須です。
◆漏斗
小さな遮光瓶に液体を移すときの必須アイテム。
手作り化粧水の作り方手順
下準備 遮光瓶は熱湯で消毒しておきます。
1 遮光瓶に、エタノールを入れます。
2 エタノールと好きな精油を入れて、良く振ります。
3 精製水を入れます。
4 グリセリンを注いで、良く振ります。
妊娠線予防・ベビーマッサージにおすすめ。手作りフェイシャルオイルレシピ
◆アルガンオイル 30ml
アルガンオイルは美容に使うには一番優れているものですが、お値段もなかなか。
もっと手軽に大量に使いたい方はホホバオイルの方がおすすめです。
◆お好みの精油 3滴
(おすすめはローズ、ジャスミン、イランイランなどのフローラル系)
(ベビーオイルにはラベンダー、ローマンカモミール ※キク科アレルギーがある赤ちゃんはカモミールに注意)
◆遮光瓶スポイト
手作り化粧水と違って、スポイトタイプのものです。
スプレータイプだと、オイルは出てきません。
手作りベビーオイル・フェイシャルオイルのレシピの手順
下準備 遮光瓶を熱湯消毒しておく。
1 アルガン(ホホバ)オイルを遮光瓶に入れる。
2 好きな精油を入れ、よく混ぜる。
精油は油溶性なので、化粧水と違って良く混ざります。
手作り化粧水のアロマオイルの選び方。精油の効果効能は?
ラベンダーやゼラニウム・・・お肌をきれいに健やかに保つ
フランキンセンス・・・細胞の生まれ変わりを助ける。しわやくすみに効果絶大
ローマンカモミール・・・敏感肌のスキンケアにおススメ。赤ちゃんのマッサージオイルにも。
ティートリー・・・殺菌抗菌能力が高く、ニキビに悩む人にぴったり
オーガニックの純な精油はそれぞれに素敵(!)なお値段がついていて、ローズなんか5ミリで1~3万円します。
私は趣味でやっているのでかなりの種類を持っていますが、
何かと天然物は生産量や収穫量に左右されるので、
「生活の木のオイルより高い!」
となるかもしれません。
100%純なオーガニック精油はそうそう手に入らないんですよね。
私はヤングリビングのオーガニック精油を購入しています。会員制なので、一般に出回っていません。
同じ系統のドテラもオーガニック精油ですが、こちらはアマゾンで買えるようです。
始めはラベンダーあたりなら、手軽に買えますね。
聖書では賢者がイエスが生まれた日に持ってくる贈り物の中に、フランキンセンスがあります。ガンの治療にも注目されつつある、細胞の生まれ変わりを助ける精油です。
産地や生産量の関係で非常に貴重ですから、お値段も素敵ですが、効果もそれなりのもんです。
他にもヤングリヴィング社の精油など、医療費の高いアメリカでなどの代替療法先進国では、精油を使うことは割と普通です。
古くからアロマはヨーロッパで薬として使用されてきましたから、自然の恵みは偉大です。
一つだけ注意がありますが、柑橘系の精油は光毒性があり紫外線によって肌荒れを起こすので化粧水には使用できません。
良い香りで癒されるんですけどね。
あとは、アレルギーに気を付けて。
手作り化粧水にアロマハーブティンクチャ―で一流の化粧水に。
精油が高いと感じるのであれば、無水エタノールにドライハーブを漬け込んだハーブティンクチャーを、精油の代わりに使ってもいいかもしれません。
香りは精油の方が良いですが・・・
ハーブティンクチャ―は、エタノールにハーブを漬け込み、3か月ほどエキスを抽出させたもの。
簡単なものでは緑茶を漬け込んだティンクチャ―や、ハーブを数種類漬け込んだ若返りの水と呼ばれるティンクチャ―など様々。
私が漬け込んでいるのは、オレンジピール・カモミール・ローズヒップの3種類。
これらを容器に詰め、エタノールを注いでしっかり蓋をし、抽出されるのを待ちます。
このハーブティンクチャ―を手作り化粧水に入れる場合は、エタノールの代わりに入れてください。
茶こしでこした方が、異物感がなくていいですよ。
よりハーブの効果が凝縮されて、お肌に届きます。
乾燥肌で心配な人に。手作り化粧水にセラミドを。
これだけでは保湿が心配・・・というかたに、完全無添加のヒト型セラミドを入れることをお勧めします。
グリセリンを増やすのもいいのですが、セラミドを入れることで一気に保湿力が上がり、モチモチのお肌に仕上がります。
もちろん、敏感肌や赤ちゃんにも良いですよ。
一番良いのは化粧水を手作りすることという知られざる事実。
器材や精油をそろえても、有名メーカーの高級化粧水なんかよりずっとお肌に(というか身体に)良く、コスパも圧倒的に良いです。
とくに、肌が敏感になっている妊婦さんや、赤ちゃん用のマッサージオイルなどは手作りが一番良いです。
ただ、作る手間、器材の保管場所、大量に作れないことを考えると、
「オーガニック無理」
「めんどうだな」
と考える人は結構いるのかもしれません。
面倒なのははじめだけなんですけどね。
このページには、必要な器材・材料はざっと載せておきました。
まとめてポチすれば一気に作れるようになっているので、ぜひお試しください。